学童大会兼しずちゅう旗
今年度の始まりという位置付けの学童大会が開催された。
初戦は、浜松コンドルズ。
昨年は何度も戦い、攻略できなかった相手。
とは言え、昨年は昨年、今年は今年の戦力。
それでも、強敵であることは間違いない。
その相手にどこまで戦えるか…それがポイントとなる。
ヤンキース先攻で始まった。
先頭バッターには、打撃好調のキャプテンが立つ。
しかし、見送りの三振と、相手を乗せてしまう悪い結果となる。
2番打者がFBを選ぶも、次が続かず。
しかし、バットに捉える事は出来、前に転がす事は出来ていた。
出たのが先頭打者ならば、得点に繋がっていただろう。
その裏、先頭打者から、エラーが絡む。
打ち取っているものの出塁を許し、そのランナーに翻弄されてFC。
その後にFBを重ねるなど、悪い流れの典型を作り3失点。
取れるアウトをしっかり取っていれば0点で収まっている。
2回の裏、ツーアウトまでは打者二人で取るものの、そこからエラーが続く。
3人目、4人目と終わる事の出来るプレーでアウトが取れず、ズルズルと7失点。
勝負が決してしまう点差となる。
3回の表に、8番打者が内野安打で出塁。
続く9番打者が三振で1アウトを取られるも、次の打者が相手のエラーで出塁。
1アウト1,2塁から、送りバントをきっちりと決め、2アウト、2,3塁。
3番打者に託されるが、3番打者が内野ゴロ。
しかし、ショートがファンブルし、その間にセカンドランナーの好走塁もあり、二人のランナーが生還。
2点をもぎ取る。
この回の攻撃の意味が大きい。
こうすれば点を取る事が出来るという点を覚えて欲しい。
この攻撃の流れで、関与していたプレイヤーは、その感覚を持っていた。
その感覚をチームの全員が持てる様になれば、点が取れるようになる。
点差は離れ、コールドで負けたものの、決定的な差はエラー。
それが無ければ、それほど大きな差は感じない。
この試合は、各所での成長が見えた試合となった。
先発投手の内容も悪くは無かった。
バットに捉えるという課題がしっかりと出来た選手も多かった。
後は、こうやって試合を経験しながら、自らの出来ない点をしっかりと自覚する事が重要。
そして、それをどうやって【出来るようにするか】。
そのために練習をしよう。
着々と試合の度に、成長をしている。
その成長を勝利に繋げていこう。
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