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はましん大会(二回戦)

はましん大会の二回戦が開催された。

対するは、浜松ジャガーズ。

昨年から上の学年で経験を積んだメンバーを揃える強豪だ。


試合は浜松ヤンキース、後攻で始まった。


1回の表、気合の乗った先発投手が、二者連続三振に切ってとる。

続く三番打者の出塁を許すも、きっちりとゼロ点で抑える。


その裏、先頭打者が安打で出塁。

主軸はまるで機能していないものの、なんとか得点につなげる。

表の守備の勢いが、攻撃に流れを持ってくる。

決して打ててはいないが、先制点をもぎ取る流れに。


その後、四球やエラーが重なり、打たれて取られた失点ではない点を与えてしまい、一進一退の戦いに。


1点ビハインドで迎えた、最終回の裏。

ツーアウトを取られるも、ボールをよく見てランナーを貯め、ツーアウト満塁に。

二塁ランナーが帰ればサヨナラの局面。


一打サヨナラではあるが、失敗すれば試合終了。


バッターのスイングは全力であった。

【打ってやろう】、その意思が伝わるスイングである。


結果、打った打球は内野フライ。

試合終了。


最後の打者のスイング。

結果的にはヒーローになる事は出来なかったが、積極的に打ってやろうという意思は称賛に値する。

1点差。

四球でも同点の局面だが、やはり、打順的には【打って】決めて欲しい所。

その期待を裏切らず、彼はスイングした。

それでいい。

それが、主軸を任された打者の役目なのだから。


今日の試合、相手との違いがなんだったか…。


事実的な安打数はこちらのほうが多かった。

しかし、点数的には敗北。


相手に与えた点は、四球からの無安打失点や、こちらの守備の乱れ。

ほとんどがそれである。

安打数は多くても、ここぞという所で、内野フライや三振。

それでは点は取れない。

相手のミスすらも生まれない。

そして、目立つ走塁ミス。

これが致命的だ。

せっかく相手にプレッシャーを掛けられる出塁をしたのに、こちらのミスでアウトをくれてやるのだ。

これでは、相手に流れを持っていかれる。


逆に相手には、そこから流れを持っていかれて失点を許している。


どうしたら、こういう負けをしないか、各々が考えて欲しい。


今日の試合、声も出ていた。

昨日の試合とは、全く別の選手たちと思う程に、テンションが上がっていた。

チームの雰囲気は悪くない。


後は、その雰囲気に乗り、いい結果を残すだけだ。


今日の敗戦は、とても悔しいものである。

しかし収穫もあった。

お互い声を出し、雰囲気も上がっていた。

それを持続し、【チーム】の雰囲気として6年生が引っ張って行って欲しい。

そうすれば、いい【チーム】が出来上がっていくし、下の子たちにも伝わっていくのだ。





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